第172回芥川賞に輝いた話題の若手作家・鈴木結生(すずき・ゆうい)さん。
これほど魅力的な物語を書いた鈴木結生さんのことが気になる方が多くいるようです。
今回は、鈴木結生さんの経歴について深掘りしてみました!
鈴木結生の学歴!
画像:AERA dot.
鈴木結生さんは、福岡県で生まれました。
父親は牧師で、1歳になる前に転勤により、家族で福島県郡山市に移住したそうです。
鈴木結生さんの学歴を詳しくみていきましょう!
被災時にも原稿用紙を持参!
鈴木結生さんは、地元の小学校・郡山市立大成小学校に通っていました。
そして、小学3年生の時に東日本大震災で被災されています。
一時避難中は、自分が描いていた漫画の原稿用紙やアイデアを書き溜めた自由帳、岩波新書にトルストイ、聖書などを詰め込んだ大きな青いバッグを背負っていました。
AERA dot.
鈴木結生さんは、支援にまわる父親に連れられて、岩手県や宮城県の避難所を歩いたそうです。
そして、小学6年生になるときに、父親の都合で福岡に引っ越すことになった鈴木結生さん。
転校時には、福島県で過ごした日々の思い出残したくて、初めて小説を書きました。
そして、その小説をお世話になった人や友人たちに贈ったそうです。
福島県への思いは強く、インタビューに次のようにコメントしていました。
福島は自分の原風景であり、震災の経験も含めて特別な場所。
いつか福島をメインにした小説を書きたい。
福島民友新聞社
芥川賞を受賞した「ゲーテはすべてを言った」の主人公は、会津出身の設定なので、鈴木結生さんの故郷への思いが強く表れていますね。
中学校は福岡市内!
鈴木結生さんの出身中学は、明かになっていません。
福岡県に引っ越しをした後なので、福岡市内の公立中学校に通っていたのではないでしょうか。
謎に包まれている部分が多いですが、芥川賞受賞により、今後改めて公表される部分も増えるのではないでしょうか!
修猷館高等学校での経験が執筆活動に活きている!
鈴木結生さんの出身高校は、福岡県立修猷館高等学校(しゅうゆうかんこうとうがっこう)です。
修猷館高等学校は、福岡県屈指の名門校です。
偏差値は73程で、福岡県内の公立高校では学力はトップに輝いています!
【主な卒業生】
・松尾潔(音楽プロデューサー)
・ひげ男爵:ひぐち君(お笑い芸人)
・井桁弘恵(俳優) 他多数
自主的な学びや活動を推奨する校風なので、その環境が鈴木結生さんの執筆活動に活かされたのかもしれませんね!
西南学院大学でデビュー作が文学賞受賞!
鈴木結生さんの出身大学は、西南学院大学外国語学部です。
西南学院大学は、キリスト教系の教育方針を掲げる福岡県内でも歴史のある大学です。
鈴木結生さんの通っていた外国語学部の偏差値は50程。
そして、鈴木結生さんは外国語学部4年生のときに『人にはそれほど本がいるか』で第10回林芙美子文学賞・佳作に選ばれ話題となりました。
鈴木結生さんは、現在は西南学院大学の大学院に進学。
西南学院大学外国語学研究科国語学専攻修士課程1年ということで、主に、英文学を研究しながら執筆活動を行なっているそうです!
鈴木結生のwiki風プロフ!
画像:Yahoo!ニュース
鈴木結生さんのプロフィールはこちらです。
・名前:鈴木結生(すずき・ゆうい)
・生年月日:2001年5月23日(2025年1月現在24歳)
・出身地:福島県郡山市(現在は福岡県在住)
・出身大学:西南学院大学外国語学部
→西南学院大学外国語学研究科国語学専攻 修士課程1年
鈴木結生さんは、現役大学院生で、23歳という若さで芥川賞を受賞されました。
鈴木結生さんは文学界では珍しく、デビュー作がいきなり注目されるという素晴らしいスタートを切っています!
それほどまでに才能に溢れ、今後が期待される小説家さんということですね。
今回、芥川賞を受賞された作品はこちらです。
また、今回芥川賞を同時に受賞した安堂ホセさんについて、気になる方はこちらをご覧ください。↓↓
直木賞を受賞した伊与原新さんについては、こちらをご覧ください!↓↓
鈴木結生の経歴まとめ!
今回、鈴木結生さんについて、次のことが分かりました。
・小学生時代は福島県で育ち、
・中学からは福岡県の学校に通っていた。
・西南学院大学に通い、英文学を学びながら、執筆活動をしていた。
・故郷(福島)への愛着が強く、被災の経験も作品への影響を与えている。
大学院で英文学の研究を深め、新しい作品の構想に活かして、新作が発表されることを楽しみにしたいですね!
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